かたてま

気づいたらこんなとこまで来ちまった

2年が経過しそうな今、

なぜか急にこのブログのことを思い出した。

今までずっと忘れてたのに急に。

なんだかやっと生活が落ち着いたからなのかな。

今は人生が落ち着いている。


7つしか記事を書いていなかったのは幸い。

読み返すのが楽だった。


あの頃の私は本当に必死で自分の人生を取り戻そうとしていた。

簡単に振り返ると、

とりあえず時給のいいパチンコでバイトして、朝まで遊びつくしていた。

あの時間が私を元気にしてくれた。

そこで気になる人もできたけど、これと言って進展もなしに社員と喧嘩して辞めてしまう、なんて高校生のような体験をした。

全部のパチンコ屋がそうとは思わないけど、社員はクソが多いらしいのでご注意。


そのあとは前職に戻って細々働いていたが、そこでも上の人間と衝突する。辞める。

荒れてたんだな、だいぶ。

でもそこで出会った年下の女の子がすごく良い子で、その子は今まで彼氏ができたことがない、欲しい、街コン行きたいけど怖い、というので先輩風吹かせて一緒に街コンに行ったりした。

そしたらなぜかもう男とかいらん、と思っていた私に彼氏ができてしまった。

すまん後輩ちゃん、、、


その彼氏とは婚約破棄に遭って半年後に出会って付き合いだした。

2年前は状況が目まぐるしく変わりすぎて、イベントがギュッと詰まっていたなあ。


その後はあれよあれよと言う間に同棲して、今年結婚の流れに。

これで結婚失敗したらほんとに笑えないなと

今の相手は前の人と比べちゃうと年収も身長も学歴も低いし、顔もタイプじゃないんだよね。

でも気持ちがすごくあって、前の人とは比べ物にならないくらい辛い経験をしてきてる。

それがすごく魅力的で、人は中身だなって心から思わせてくれた。

その人の歴史を好きになった。

喧嘩もよくするし、腹が立つことも多いけど、なんだかんだやっていける気はする。




人生ていうのは本当にわからない。

生まれてくる時にある程度の人生は決めてくるって言うけど、何もここまで急ピッチにしなくてもいいだろ己よ。

荒療治であったかもしれないけど、大切な事に色々気づけた節はあるので、よかったかな。

何事も経験してみるのは大切である。

結局わかっているつもりでも、体験しなきゃわからないもんだ。

だから人を簡単には否定できなくなったし、許すという寛容さは鍛えられたかも。


婚約破棄だって私は許している。

あの時それはそれはきつかったけど、それがあったから今の自分がある。みんな言うよね。ほんとそれ。

そこに執着して恨んだり憎んだりが勿体ない。

もちろんそうしたい人はそうしていいと思う。

なんでも人それぞれだし。

でも一番覚えていて欲しいのは、自分を大事にして可愛がってあげる。

それをしてると自然に色々とどうでもよくなってくるんだよね。

自分を大事にするとなぜか他人も大事にし始める。これってほんと不思議。




これからどう生きていこうか迷う。

 

特に欲しいものもない。

生活する上で必要なものだけ買いそろえればいい。

 

見たいと思った映画や、アニメも

結局見ないで終わる。

 

20代半ばでこの腐り具合はどうなんだろうか。

 

自分に、他人に

求めたり、期待したりしたってどうしようもない。

 

だったら最初から何もしない。

そうすれば無駄な体力を使わないで済む。

 

昔からそうだったが、

特に最近めっきり自分から人に連絡したり、遊びに誘うことがなくなった。

 

そこにまた期待が生まれてしまい、

ダメだと落胆が待っているから。

 

もう待つのは孤独死のみなのかもしれない。

せめて冬にお願いします。

周りの、20代後半の恋人がいない人たちに理由を聞くと今のところ100%「相手に浮気されて」

男女問わず。

 

仕事でもプライベートでも、最近は人を信用しないように努力している。

信用したらしただけ、返ってくるものでもないし、落胆することが多くなる。

 

もう疲れてしまった。

20代後半で、このボリュームか。

このまま普通に生きたら後50年もあるんだぞ。

父親には「まだまだ辛いこといっぱい残ってるよ」と恐ろしいことを言われた。

この先に何が残ってるの。

攻略本くれよ。

 

もう最近は、一人で生きていく準備を始めている。

生命保険のパンフレットを取り寄せてみたりと。

あと貯金をしない人生だったんだけど、貯金もしないとって切羽詰まってる。

 

他人にも自分にも期待しちゃいけない。

「こんなもんだよな」

って言い聞かせて生きていく。

家族は大事

「結婚しなくてよかった男」

みたいな記事を気休めにしようと色々読んでいたけど、なかなか確かに、と納得できる記事に出会えずにいた。

浮気する男は最低、なんて分かり切ったことだし。

 

でもこの間読んで納得できるものがあった。

それは相手の親。

10年付き合ってはいたので相手のお母さんとも結構話をしたりしていた。

相手は一人っ子。

しかも子どもがなかなかできずにやっとできた可愛い可愛い一人息子であった。

この時点でけっこうやばいと思う。

 

記事を読みながらその間の出来事を思い出していた。

高校生の頃、相手の実家の相手の部屋でばかり過ごしていたら「部屋で何をしているのか知らないけどもっと外で遊びなさい!何かあったらどうするの!」

なんて余計なお世話を言われたなあとか。

両家の挨拶の時にも「こんなに長く付き合ってお互いどこがよかったんだか…」みたいなこと言われたなあとか。

この挨拶のときにカチンとくることが結構あって、私の両親とも「あの母親やばいな」みたいな話をした。

相手の父親は大人しいかんじの人で、この奥さんの尻に敷かれているんだなあというかんじだった。

 

その後、婚約破棄になり、相手に自分の両親へ報告はしたかと聞くと「報告したら、籍入れてないしどうでもいいって」

との返答。

なんやて。。。。

これには本当にびっくりした。

私は仕事も家も失ってるんですけど。。。

それをひっくるめてどうでもいいって言ってるんだとしたらすごい。。。

 

それから相手の事をよく知っている共通の友人がいるのだが、その子と報告も兼ねて食事をしたとき。

「あのお母さんは息子大好きすぎてやばいから結婚しなくてよかったと思うよ…」

まったくその通りである。

この友人にはとても助けられた。

私も相手の子ともよく知っている人間というのは結構冷静に見てくれるので一番相談してよかったと思った。

 

親はずっとついてくるものだから、よかったと思う。

今度は相手の親もきちんと見てから。

いい経験であった。

逃げられた

婚約破棄に付随することでいいことがもう一つあった。

それは前職を辞めたこと。

 

前の職場は酷いものだった。

毎日が目まぐるしく、12時間労働も普通にしていたし、休憩が取れないこともよくあった。

一番辛かったのは人間関係。

4年間働いたが環境が劣悪なため、下の子たちが残らず、ずっと私は下っ端で働いていた。

日々の業務に加え、備品の発注やら電話対応、その他雑務すべて私が担っていた。

夜遅くまで残って作業していても特に「手伝おうか?」の言葉もなく、他のスタッフは気づくとみんな帰っていた。

 

そんな虚しい職場でも、仕事自体は好きだったし、私を目当てに来てくれているお客さんもいたので、何かきっかけがなければきっと辞めなかったとは思う。

なので今はきっかけをくれたことに感謝はしている。

プラス

絶賛落ち込み中の人には分からないと思うが、

結果的に破棄されてよかったことはたくさんあった。

これに私は早めに気づかされたお陰で比較的早めに立ち直り始めることができた。

 

まず友人の有難み。

私が泣きながら過ごしていると聞きつけて車で3時間もかかるところから駆けつけてくれたり。

遊びに積極的に誘ってくれたり。

眠れないときに朝になるまで電話に付き合ってくれたり。

正直私の友人がここまでしてくれるとは思っていなかった。

完全に失礼。

友人たちのことは大切にしていたつもりであったが、本当の意味で大切にしていなかったし、信じていなかったのだと思う。

 

その前に私は自分に自信がなかった。

どうせ私なんて大切にされる存在ではないと思いこんでいた。

今考えるとなぜそう思い込んでいたのか。謎である。

破棄をきっかけに、私は自分に自信が持てた。

これは大きな収穫であった。

 

それから親のとの確執。

私は父親が大嫌いだった。

子どもをいつまでも子どもだと扱い、ずっと存在を否定されて生きてきた。

そんな父親が嫌で遠いところでひとり暮らしを始めた。

しかし私の破棄後の対応がとても満足のいくものだったらしく、この事をきっかけに溝が少し埋まったのだ。

私のことを少し認めてくれたらしい。

こんな風に父親と話をできるようになるとは昔の私には考えられなかった。

 

 

こうやって自分の事を考えてくれる家族、友人がいる。

それだけで私のしてきたことは間違ってなかったし、自信をもって生きなければ、と思わせてくれました。

 

 

綺麗ごとじゃない

ブログを始めたのは

「失恋・婚約破棄から立ち直る!」

みたいな記事をこの一か月くらい読み漁ってたんですが

内容が本当にこの記事書いてる人達はその経験してるの?

あまりにも綺麗ごとばかりで全然自分の中に入ってこなかった。

「そんな人と結婚しなくてよかった」

「他にいい人はたくさんいる」

「成長できるチャンス」

渦中にいる人間はそんなこと言ってられねえんだわ。

正直どうでもいい。

今はとにかく落とされた泥沼から這い上がって、更に普通に生活できるレベルの水準まで、目の前にある壁を登らないといけない。

しかも支えてくれる人もいない中で。

そんな時に綺麗な物見せられたって、余計虚しくなるんだよ。

”自分はそう思えないなんてやっぱりダメじゃん…”

全然ダメじゃない。

ダメなのはその記事書いてるやつね。

どんどん人のせいにしていこう。

とりあえずは。

 

「旅行に行こう」

っていうアドバイスも最低。

そんな元気あるわけないだろ。

しかもそこらを歩けばカップルカップル夫婦親子カップル夫婦。

挙句の果てにはホテルのブライダルフェアの広告。

自分が手に入らなかったものばかり。

吐き気がする。

今、目に入ったら一番辛いものがそこら中に溢れてる。

あらゆるものが自分を殺しにくる。

なんで自分から死にに行かないといけないんだ。

 

「美味しいものを食べよう」

はい、無理です。

1、2週間くらいは何も喉を通りませんでした。

ヨーグルトでさえ食べられなかったので水だけ飲んで生きてました。

5キロくらいは減ったな。

そんなとき無理やり食べ物食べたってもったいない。

どうせ残してもっと自己嫌悪に陥るだけ。

人間そのうち死なない程度には食べられるようになるから大丈夫。

 

他にもあるけど思い出したら書いていく。